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なんだか生まれてしまったし、今まで死んでいないから今生きている。
死生観というか人生観というか分からないが、わたしは人が生きていることにあまり意味を感じない。志賀直哉の考え方に近いのかもしれない。尤も彼の文章が評価されているのは少し疑問だが。
つまり使命感などなくても生きていられるのが人間であり、都合の良い使命感があれば生きていられるのも人間なのである。
さておき、まあここで詳らかにするつもりは無いが、私は8月2日のことを一生忘れないだろう。
頭の中で考えてもうまくまとまらない。ばかだなあいつはほんとうに。
彼奴の分も、とか烏滸がましいことが言える身分ではないのは重々承知だが、本心なのである。
死ぬまで音楽をやるのだ。いっときも止めず。
そうして尊敬するアーティストの「ファン」から「同業者」になり、いい景色を見てやる。
羨ましいだろう。
なあ。
なんか言えよ。